
中山義恵
経歴
ボストン拠点のプロデューサー、作曲家、編曲家、トロンボーン奏者、シンガー。バークリー音楽大学コンテンポラリー・ライティング&プロダクション学科にて編曲法、ボーカル編曲法の教鞭を執っている。バークリー音楽大学コンテンポラリー・ライティング&プロダクション専攻を奨学金を得て首席卒業。同専攻功績賞受賞。国立音楽大学音楽教育専攻卒業。音楽学士、中学/高等学校音楽教員免許を取得。
これまで(敬称略)アレハンドロ・サンツ、ジョイス・モレノ、ミルトン・ナシメント、カラー・ヴィオレッタ、ヴィクトリー・ボイド、インフィニティ・ソング、タイガー大越、ウーマン・オブ・ザ・ワールド、ベイビーブーら音楽史に残る素晴らしいアーティストの面々とコンサートやレコーディングにて編曲提供あるいは共演をしている。また、ロサンゼルスのエース・ホテル・ザ・シアター、ボストン・シンフォニーホール、マサチューセッツ州会議事堂、バークリー・パフォーマンスセンター、MGMミュージック・ホール、ボストン大学アガニスアリーナ、マサチューセッツ工科大学クレスゲ公会堂、コットンクラブ東京など、歴史ある会場での演奏を経験している。
2016年には、北米最大ラテン系テレビ局ユニビジョンによる全米テレビ・ラジオ・ストリーム生中継イベント「ライズアップ・アズ・ワン」にて、2万人の観客を前にラテン・グラミー賞やグラミー賞を複数回受賞しているスペインのシンガー・ソングライター、アレハンドロ・サンツの音楽プロデューサー兼トロンボーン奏者として携わった。
2018年にUNIVOZアンサンブルのメキシコツアーに作編曲家、またメンバーとして同行。2020年、第一回テレコーラス アワードに音楽・映像制作を手がけたアカペラ作品「Blame It On the COVID19 feat. UNIVOZ」で参加し、グランプリ、審査員賞佐藤賞、一般賞音楽性部門1位、エンタメ部門6位を獲得。
2022年、Amazonプライムドラマ「弁護士ビリー・マクブライド」に「トロンボーンの女」役で出演。
日本の伝統音楽のアカペラアレンジを得意とするが、アコースティックバンド、ビッグバンド、オーケストラ、ジャズ、民族音楽、ポップスなど、手がけた作品は多岐に渡る。
アカペラ、金管アンサンブル、ピアノなど様々の楽器編成での中山義恵の編曲作品はアメリカのオンライン楽譜出版社シート・ミュージック・プラス、日本のフェアリー楽譜出版社、日本ジャズボーカリスト協会より出版され、日本の国会図書館に保管されている。
2021年より、バークリー音楽大学コンテンポラリー・ライティング&プロダクション専攻の助教授として、編曲科目の教鞭を執っている。